おおいたクリエイティブ実践カレッジ

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第3期(2019年度)第4回講義を開催しました!

2019.12.26.

令和元年年1123日、宗麟館にて、県内クリエイターと地元企業で新たなイノベーションを起こす『おおいたクリエイティブ実践カレッジ』第4回講義を開催しました。
8月から始まったクリカレも今回で4回目。あっという間に今年最後の講義となりました。

令和元年年1月25日、宗麟館にて、県内クリエイターと地元企業で新たなイノベーションを起こす『おおいたクリエイティブ実践カレッジ』第5回講義を開催しました。
3年目となった本事業ですが、1年目、2年目を経て、ますますパワーアップしたカリキュラムを準備しております。

・プロジェクトや課題を俯瞰で捉えるためのプロデューサー視点を学ぶ
・コンセプトメイキングを学び個のクリエイタースキルを高める
・売り場・消費者目線からプロダクト開発の仕組みを理解する
主に3つの切り口で実践的なカリキュラムを展開していきます。

<講師プロフィール>
*坂口剛氏
株式会社野村総合研究所 プリンシパル。株式会社野村総研入社後、行政の政策立案支援、民間企業の事業開発、地域における創業支援などに従事。また201791日、自身の出身地である熊本県において、くまモンとともに県民の総幸福量を高める事業「くまラボ・フェロー」の12名に就任。

*田中淳一氏
株式会社POPSクリエイティブ・ディレクター/東北芸術工科大学非常勤講師。広告代理店在職中、ほぼ全業種の大手企業のCRを担当。松山市、鳥取市、沖縄県今帰仁村、福岡県須恵町、宮城県登米市などのシティープロモーション、愛媛県の養殖魚ブランディング、茨城県のグローバルPR、今治タオルの商品企画など、現在20都道府県以上で地方自治体のブランディングを担当。国内外国際広告祭の審査員歴、受賞歴、各地での講演実績多数。

*永田宙郷氏
金沢21世紀美術館、デザイン会社を経て、タイムレス設立。地域産業・伝統工芸から大手企業の新規事業開発まで、幅広く課題解決型デザインを中心とした活動を行う。2012年より「ててて見本市」を共同主宰。

 

まず午前は、坂口講師より前回の振り返り、主に手法の活用方法について学び、その後企業プレゼンへの進捗状況をそれぞれチーム毎に発表していただきました。
コンセプトを練っているチームや、すでに企画に着手しているチーム、それぞれ個性が出ていて面白いプレゼンになりそうだなと感じました。



チームの発表の後は「プレゼンシート」「事業計画」について坂口講師から助言いただきました。どんなにいいコンセプトや企画でも相手(クライアント)に伝わらなければ紙切れと一緒です。右脳で考えた企画を左脳に落とし込むことの大切さとプレゼンの抑えておきたい6つのテーマについてお話しいただきました。
そしてそのインプットをも元に参画企業との時間を設けました。

今回の時間で改めて考えてきた内容や進捗について、新たに浮かんだアイデアの方向性について話し合いました。
どのチームも白熱しており、休憩時間まで議論を重ねました。

午後からは田中講師着想についての企画についての座学が行われました。
実際田中さんが普段、実際行なっているメモやクライアントに共有しているアイデアシートを見せていただきながらどのように実際アウトプットにまで至っているのかをお見せいただきました。(かなり貴重な資料も見せていただきました!)
受講生だけが体験できるスペシャルな時間となりました。

最後に永田講師の講義です。
売場の設計、商品の価格の内訳など一見クリエイターには関係ないと思いがちな内容ですが、クリエイターがデザインしたり、ブランディングしたり、商品やサービス、プロモーションについて企画した内容とお客様が触れる場がまさしく売場です。売場はお客様と商品を「つなぐ場」なのです。そのため、“どのような場でつながるか”をイメージすることが商品企画やプロモーションを考える重要なプロセスになるのです。

今までクリエイターは基本的に「クライアントが望むデザインにどう答えるか」を意識していたかと思いますが永田講師の講義によって、新たな視点や資材で依頼を捉えることができるようになるのではないでしょうか。

講義の最後には共通の商品「かぼすピール」「かぼす果汁」に対して、どのような売場においた方がいいと思うか、という課題に対しての発表が行われました。

“事務の女性が仕事の合間につまめるように、文房具店に置いてもらう”
“登山の栄養補給にいいと思うので登山専用ショップに置いてもらう”
“地元のお土産ショップのレジ横に置いてもらう”

など商品は同じにも関わらず購入シーンを考えた場合にバラエティに富んだ回答となりました。
売場を考える=商品使用シーンを考える=お客様を考える=ターゲット設定となります。
机上で考えると似通った回答になりがちですが、様々な売場に足を運び、その売場に買いに来るお客様の属性を知ることで、より商品をどう使ってもらいたいか明確になります。
受講生も様々な回答に声をあげたりうなずいたりしており、大きな気づきになったのではないかと思います。

 

早いもので今年最後のクリカレとなりました。
次回は1月となります。
今までの講義の内容を存分に活かして企業の企画に取り組んでいただきたいと思います。

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<地元参画企業(五十音順)>
S.S.DESIGN
佐藤防水店
シェルエレクトロニクス
糀屋本店
宝来家

<会場協力> 
宗麟館

<公式Facebookページ>
おおいたクリエイティブ実践カレッジ 

主催:大分県(商工労働部経営創造・金融課)
企画運営・記事作成:株式会社Barbara Pool