おおいたクリエイティブ実践カレッジ

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第3期(2019年度)第3回講義を開催しました!

2019.11.13.

令和元年年10月26日、大分県産業科学技術センターにて、県内クリエイターと地元企業で新たなイノベーションを起こす『おおいたクリエイティブ実践カレッジ』第3回講義を開催しました。

3年目となった本事業ですが、1年目、2年目を経て、ますますパワーアップしたカリキュラムを準備しております。

・プロジェクトや課題を俯瞰で捉えるためのプロデューサー視点を学ぶ
・コンセプトメイキングを学び個のクリエイタースキルを高める
・売り場・消費者目線からプロダクト開発の仕組みを理解する
主に3つの切り口で実践的なカリキュラムを展開していきます。

<講師プロフィール>
*坂口剛氏
株式会社野村総合研究所 プリンシパル。株式会社野村総研入社後、行政の政策立案支援、民間企業の事業開発、地域における創業支援などに従事。また201791日、自身の出身地である熊本県において、くまモンとともに県民の総幸福量を高める事業「くまラボ・フェロー」の12名に就任。

*田中淳一氏
株式会社POPSクリエイティブ・ディレクター/東北芸術工科大学非常勤講師。広告代理店在職中、ほぼ全業種の大手企業のCRを担当。松山市、鳥取市、沖縄県今帰仁村、福岡県須恵町、宮城県登米市などのシティープロモーション、愛媛県の養殖魚ブランディング、茨城県のグローバルPR、今治タオルの商品企画など、現在20都道府県以上で地方自治体のブランディングを担当。国内外国際広告祭の審査員歴、受賞歴、各地での講演実績多数。

*永田宙郷氏
金沢21世紀美術館、デザイン会社を経て、タイムレス設立。地域産業・伝統工芸から大手企業の新規事業開発まで、幅広く課題解決型デザインを中心とした活動を行う。2012年より「ててて見本市」を共同主宰。

まず初めに、今回会場として使用させていただいた産業科学技術センターのご説明をしていただきました。
貴重な設備や今後の取り組みについて丁寧にご説明いただき、受講生も写真を撮ったり質問したりと興味津々で話を聞いていました。

その後、坂口講師より、前回の振り返りと手法の活用方法について学びました。
坂口講師が実際手がけてらっしゃる事例を元に具体的にご説明いただき、理解度が高まった様子でした。

次に2月に行う企業プレゼンのためのヒアリングの時間として参画企業と交流の時間を設けました。
講師から手法やコンセプトの着想について学んでいるため、 前回の講義の後、それぞれ各チームで参画企業に伺って現在の課題やこれからのビジョンなどヒアリングを重ねていました。
今回の時間で改めて考えてきた内容や進捗について、新たに浮かんだアイデアの方向性についてを話し合いました。


40分という限られた時間だったにも関わらずどのチームも白熱し、休憩時間まで議論を重ねました。
各チームそれぞれ収穫があったようで、早くもプレゼンが待ち遠しいです。

午後は廣部から前回のアンケートを受けての補講を少し行いました。
様々な職種や業種の方が集まっているため、専門性も異なります。
グラフィックデザイナーを専門としている方は中々サプライチェーンの仕組みを学ぶ機会も少ないと思います。
ただその商流の仕組みを理解しておくだけで、今どのフェーズで依頼をされているか、自分の仕事の前後を俯瞰で知ることができ、提案の幅も広がる可能性もあるため、その点において少し講義を行いました。

続いて永田講師からは「ものづくりの仕組み」についてお話いただきました。
ものが完成するまでには”事業設計””商流設計””商品設計””情報設計”と様々な設計が不可欠です。
そしてものをに関わるメーカーは課題の把握・技術の棚卸し・ニーズの把握・競合の把握などやるべきことがたくさんあります。
それを闇雲に行うのではなく、商品と仕組みづくりを行う前に必要なことについて整理を行いました。
クリエイターはその中で関わる領域は限られていますが、仕組みをしることで上流から提案することができるだけでなく、より良いデザインを提案することが可能となります。
「自分がこのプロジェクトに置いてどの部分を依頼されているのか」を俯瞰で捉えることもできます。
クリエイターとしてよりスキルアップするための貴重なお話をしていただきました。

最後に田中講師着想についての宿題が出されていたため、受講生全員のフィードバックを行いました。
着想がしっかりしていないと企画に進み迷った時に立ち戻る指標がないため、時間をかける大事な作業です。
受講生の中にも着想がままならない状態で企画している人もいましたが田中講師のフィードバックには深く頷いており、納得した様子でした。

前回に続き長時間に渡る講義ではありましたが、参画企業との交流はもちろん、クリエイター同士の繋がりも密になっており、活発なコミュニケーションが繰り広げられていました。 この繋がりが企画にも反映されることを期待しています。


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<地元参画企業(五十音順)>
S.S.DESIGN
佐藤防水店
シェルエレクトロニクス
糀屋本店
宝来家

<会場協力> 
大分県産業科学技術センター

<公式Facebookページ>
おおいたクリエイティブ実践カレッジ 

主催:大分県(商工労働部経営創造・金融課)
企画運営・記事作成:株式会社Barbara Pool