おおいたクリエイティブ実践カレッジ

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クリカレ受講生&参加企業のリアル!

2018.7.1.

大分のクリエイター&参加企業として第1期クリカレに参加した皆さまに「実際、このプログラムはどうだった?」と率直な感想を聞いてみました!


オノデラマサトさん×後藤芳正社長(後藤体器株式会社)

「運命の出会いです!」と語る、イラストレーターのオノデラマサトさんと後藤体器株式会社の後藤芳正社長。
クリカレに参加したきっかけと終了後、どのような変化がありましたか?

左)オノデラマサト(鉄輪温泉のクリエイター)

2014年より大阪から別府市・鉄輪温泉に拠点を移し、FM大分&Audiキャンペーンビジュアルなどを担当。現在、大分の遊具メーカー(株)後藤体器のリブランディングと遊具開発のサポートを担当中。
オノデラマサト

右)後藤芳正(後藤体器株式会社 代表取締役社長)

大分市内を拠点に、昭和22年より体育器具・遊具・公園施設等の企画設計・製造販売を行う。企業が成長するためのクリエイティブ力を求めて本カレッジに参加し、クリエイターと共創する新たなプロジェクトが進行中。
後藤体器株式会社

企業成長においてクリエイティブは欠かせない要素。
広告代理店とは全く違う、熱い信頼関係が生まれた。

後藤:遊具メーカーなのでビジネスにクリエイティブセンスは絶対に必要だと、もともと私自身感じてはいました。ただ社内だとどうしても遊具を作ることだけに偏ってしまい、外部発信力が弱かった。どうやれば会社の魅力が伝わるか、皆目見当つかないなかでクリカレを知り、ここなら第三者目線での革新的なアイデアがもらえるかもと期待を抱いて参加しました。結果、最高のチームと関わることができ、一つのプロジェクトが生まれたのは大きな成果です。お互いがプロの立場から本気の意見交換ができたこと、また、外注とは違い、営業を介さず直接作り手とやりとりできたことで、質の高いアウトプットに繋がりました。なによりも揺るぎない信頼関係が外部にできたのが嬉しいですね。より良い会社経営を目指すなら、クリカレの参加をぜひお勧めします。

イラストレーターから企業のブランディングプロデューサーに。
やればやるほど自分の可能性を広げてくれた場所。

オノデラ:イラストレーターとして生活はできていたのですが、アートディレクションだけでなく今後はキャンペーンなど販促のディレクションスキルも必要だな、と思い、クリカレに参加しました。はじめは個人スキルを伸ばすためでしたが、違った分野のクリエイターさん達とチームを組んだことで視野が広がり、共創でものづくりすることの大切さに気がつきました。何より、後藤体器さんとの出会いは僕にとって運命で(笑)。絶対、この会社の魅力を世の中に広めたい! と思いましたし、私の気持ちを汲んでか外部講師の方々や運営側、チームの皆さんも熱く支援してくれました。そのお陰もあって全体を見通せる力と企画提案力が身につきましたし、プロデューサーとして企業に関わる覚悟ができました。クリカレは実践型なので、得たスキルをそのままコンペなどに活かせるはず。これからがとても楽しみです!

クリカレでは毎回、企業の課題抽出・検証・結果報告を、プロの講師陣と他チームの前で発表する。
最終プレゼンの時は後藤社長とオノデラさんが目を潤ます場面も!

「経営者として会社の現状維持は衰退と一緒」と、新しいアイデアを求めて参加した後藤社長。
「後藤体器の魅力をもっと透かしていきたい」と意気込むオノデラさん。インタビュー終了後も熱いトークはとまらない……。


宮井智史さん×陶山誠司社長(株式会社陶山商店)

見るからにやや濃いめのお二人。クリカレ前は全く知らない者同士だったのが、いまは秋に向けて新プロジェクトを鋭意準備中。互いに革新的で尊敬できる存在だと宮井智史さんと株式会社陶山商店の陶山誠司社長。エコリオは同社の廃材活用部門です。

左)宮井智史(株式会社ASO 代表取締役 / シニアインキュベーションマネージャー)

2014年よりシェアオフィスAlliance Social Share Office Beppu(ASO)運営。長年、起業創業支援に携わり、年間起業相談件数は約300件。県内外でアイデアソンのファシリテートや創業セミナー、講演、移住促進イベントなども開催。
Alliance Social Share Office Beppu(ASO)

右)陶山誠司(株式会社陶山商店 代表取締役)

大分市内を拠点に昭和27年よりリサイクル業を営み、2016年より“役目を終えた家具たちの新しい形”を模索する「ecorio」をスタート。本カレッジに参加し、クリエイターと共創する家具・販売の新しい形を発信し続けている。
ecorio

ものづくりがしたいという想いに気がついた。
これからもどんどんプロジェクトを生み出していきたい。

宮井:僕はもともと起業支援をしている立場なので、クリカレは勢いのみで参加しました。大分のクリエイターと繋がることに興味があって自分のスキルどうこう、といった課題は二の次でしたね。けれどエコリオをさらに良くするにはどうしたらいいのか? という議論のなかで、クリエイターさんが実際に家具を作って皆に披露したときに『あ、ものづくりっていいな』と、自分自身でも興味が湧いてきたんですよね。チームでやったことで共同意識も生まれたし、実現スピードも早いと感じた。クリカレで学んだスキームを活かしつつ、今後は職人とデザイナーと共に別府にゆかりのある商品開発をしていきます。もちろんエコリオでも、自分のスキルを活かしたプロジェクトを立ち上げたので、多くのひとに喜ばれる機会を作っていけたらと考えています。

インハウスでは気がつかない魅力を引き出した。
クリカレは企業とクリエイターを良い方向へリードしてくれる。

陶山:とにかく新しい角度での事業提案が欲しいと日頃から考えてました。結果、自分たちの会社を見直す良い機会になりましたし、プロの講師陣を含めて普段お会いすることのできない方々と人脈ができました。そもそも私は、クリカレが始まった当初はチームと距離を置こうと考えていたんですよね。立場上、自分の意見でチームを振り回したくないな……と思ったからこそなんですが、回を重ねるごとにクリエイターの皆さんが本気でぶつかってきて、アイデアをもとに家具を作ったりロゴやキャッチコピーを作ったり、あれこれ自分たちでは気づかない視点で意見をくれるんですよ。それに引っ張られて最終的にはまるでチームの一員のように関わって意見交換していましたね。そのお陰でクリエイティブの可能性を感じることができました。今後はエコリオでもクリエイターの活躍できる場を用意して、どんどん、うちとクリエイターさんの距離が近くなればいいなと思っています。

エコリオではクリエイターの活躍の場を作り、地域にもクリエイティブを根づかせようと計画中。
プロジェクトは10月スタート予定。楽しみですね!

「事業戦略をブラッシュアップしたい企業と、企業提案が苦手だから学んで行きたいと思うクリエイター、両方にとってメリットがある」と語る陶山社長。大分のコミュニティにイノベーションが巻き起こる予感がします。


後藤美佳さん

クリカレから紙ブランド「KAMIKA」を生み出した後藤美佳さん。

後藤美佳(カルトナージュ作家)

約13年前、フランス厚紙工芸「カルトナージュ」に出会う。講師歴約10年。KAMI(紙)を使ったブランド「KAMIKA」を立ち上げ、色や素材を選べるセミオーダースタイルの名刺ケース等の制作を中心に活動。
アトリエミューク

自己流で本当にいいのか?
専門スキルを持った講師・メンバーとの共同作業でやりたい事がクリアに。

後藤:クリエイターとして今までのやり方と方向性に迷いがありました。商品制作や印刷物、Webデザインと全て自己流で、このままで本当に仕事として成り立つのか限界を感じていた時にクリカレを知りました。実際、プロの講師の方々のお話がとても具体的で、企画や発信方法にさまざまな視点を取り入れることができました。また他業種のクリエイターたちから事業のアドバイスを頂いたお陰で考え方が柔軟になりましたね。個人的には運営の福留さんとの出会いが新規事業を立ち上げるきっかけとなり、10年以上続けていた講師を辞め、新ブランド『KAMIKA』を立ち上げることができたのが一番大きな成果でした。

紙素材でできた名刺ケース。オーダーメイドなので愛着が違うと好評。造りがしっかりしているのに軽い!

これから先も一緒に仕事をしたい仲間ができた。
県外の講師陣も熱く、ものを作り出すエネルギーに溢れていた。

後藤:KAMIKAのブランド名もクリカレで生まれたものですし、販売するオーダーメイド名刺入れにも、同じチームメンバーである建築家の設計図やデザイナーさんのアドバイスが活かされています。このように自分の仕事の方向性だけでなく、プロダクトにも反映できて短期間ではありましたが非常に有意義な時間だったなと感じています。今後は“ハンドメイドがビジネスになる”という実績を作り、大分でものづくりをしている人たちを応援して、職人同士をつなぐ仕事ができたらいいなと思っています。


クリエイター同士の共通の感覚や悩みを理解し合うことで、さらに自分の可能性を高めてくれるクリカレ。つながるだけでなく実践型だからこそ即戦力となるスキルを外部講師のサポートと共に育成してくれるのが魅力的ですね! 自己スキルをさらにブラッシュアップしたい、大分のクリエイターや企業と繋がりたい方にはオススメです!

制作スタッフ

  • フルカワカイ(ライター)

    大分市出身。2010年、九州に帰省したのをきっかけに地域課題への取り組みに興味を持ち始め、暫くしてから編集・ライターとして独立。記事執筆のほか、企業イメージに関する企画、コピーライト、マーケティングも担当。
    tetote fukuoka

  • 後藤友里絵(撮影)

    ブライダルプロデューサー、ブライダルディレクション業を経てフォトグラファーへ。独自のセンスとキャラクターで『人』の自然体な表情を引き出す。また所属会社のフォトアルバムのデザイン、ブライダルコーディネートも一手に手がける。
    株式会社ペネロピ

  • 松野奈帆(ロゴデザイン・制作ディレクター)

    デザイナー。大阪府出身。デザイン事務所、家具メーカー等を経て、フリーで活動中。2015年に大分に移住。生活用品の商品企画デザインからグラフィックデザインまで県内外で幅広く活躍中。
    NAHO DESIGN